大津イレブン

 勝負の行方を決定付けた大津は71分に剛崎琉碧(新3年)にゴールを許したものの、2点のリードを死守。最後まで集中力を切らさず、このまま逃げ切って歓喜の瞬間を迎えた。

 主力と監督不在の中で掴んだ連覇。平岡和徳総監督も選手たちの奮戦ぶりに目を細める。

 「GKの野沢は優秀選手に入ったし、(こうやって活躍することで)やっぱり競争を煽れる。それがうちらしい成長の仕方。何よりタイトルを取ることは難しいし、最後にきちっと勝ち切ること。しかも逆転勝ちだし、ひっくり返して勝てるチームは本当に強い」

【次のページ】 優勝決定戦 東福岡 vs 大津(4)

▽サニックス杯ユースサッカー大会2025
サニックス杯ユースサッカー大会2025