
帝京大可児vs徳島ヴォルティスユース
「今は前からプレスをかけた時にボールを奪えてもしっかり決定機に結びつけることができていない。去年だったら加藤隆成が素早く縦に行って、点を決めることが多かったのですが、今は奪った後の抜け出しが少ない。速攻が使えていない状態なので得点に繋げられていない」。青木が挙げる課題が露呈し、思い通りにゴールが奪えない展開となったが、33分には左から中に仕掛けたMF14今鷹叶(新2年)がPA内で倒され、PKを獲得。このチャンスを青木が冷静に決めて1-0で帝京大可児が試合を折り返した。
後半10分にもリスタートから素早く前進し、今鷹が再び倒されPKを獲得。青木が決めてリードを広げたが、ここからは「相手のメンバーとポジションが変わって、上手く行かなかった」(伊藤)。相手の中盤3人をダブルボランチで見る形が機能せず、ボールを持たれる時間が増えた。また、フレッシュな交代選手による相手のプレスに苦しむ場面も見られ、16分には自陣からのビルドアップをFW18米田喜一朗(新3年)に決められた。1点返されたが、以降は後ろが粘り強く対応。青木は「最後は良い感じに守備が焦れずにやれていたと思うので、そこは収穫です」と口にした。
▽第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ
第2回東武トップツアーズスプリングフェスタ

