前橋育英 vs 川崎フロンターレU-18

 好調を維持する前橋育英は4-2-3-1の布陣でスタートすると、立ち上がりから猛攻を仕掛ける。中盤の底でキャプテンのMF竹ノ谷優駕(3年)がゲームを組み立てると、トップ下の平林尊琉(3年)、左サイドハーフの瀬間飛結(2年)、右サイドハーフのMF白井誠也(3年)といった2列目の選手が局面を打開。最前線に入ったFW大岡航未(3年)のポストワークやボランチを務めるMF柴野快仁(3年)の推進力も攻撃のアクセントとなり、川崎守備陣に手も足も出させない。14分には平林のラストパスを受けた瀬間が左サイドからゴールを射抜き、先制に成功。35分には右SB瀧口眞大(3年)のクロスに大岡が右足で合わせ、リードを広げた。40分にも柴野のお膳立てから瀬間がこの日2点目となるゴールをゲット。圧倒的な強さを示し、ハーフタイムを迎えた。

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▽高円宮杯 JFA U−18サッカープレミアリーグ2025 EAST
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