帝京長岡 vs サガン鳥栖U-18

 13分には鳥栖MF池田李礼(3年)が左からミドル。14分にはお返しとばかりに帝京長岡MF中澤昊介(3年)が右足ミドルを放ち、会場を盛り上げる。27分には鳥栖がビッグチャンス。ハイプレスでミスを誘い、ゴール中央でFW水巻時飛(3年)がシュートを放つが、バーを直撃し先制を逃す。給水タイム明けはジリジリとした時間が続いたが、45分、この日、主将マークを巻いて出場の帝京長岡MF和食陽向(2年)が深い切り返しから右足を一閃。しかしゴールネットは揺らせず、前半はスコアレスで折り返す。

 エンドが変わった後半の最初のチャンスは鳥栖。左を抜け出した池田がシュートを放つが、これは枠外。14分は帝京長岡。中央でボールを受けた和食が、鳥栖のU-18日本代表MF東口藍太郎(3年)をドリブルで翻弄して突き進み左足でフィニッシュ。DFに当たったこぼれ球に反応した水沢が左サイドから鋭いシュートを放つも、わずかにゴールを外れる。

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