互いにチャンスを生かせなかったが、鳥栖が先に試合を動かす。後半19分、左サイドを抜け出すと、最後はゴール中央でパスを受けたFW山村チーディ賢斗(3年)が巧な切り返しから右足でゴールネットを揺らす。続く同28分にも鳥栖が左サイドからチャンスをクリエイトし、最後は途中投入のFW真殿京佑(2年)がプッシュしてリードを2点に広げる。

 いい流れでゲームを進めながらも2点を失った帝京長岡も反撃。同30分。水澤が左サイドを抜け出し、折り返しをMF樋口汐音(3年)が右足ダイレクトで合わせ、1点差に追い上げる。

 給水タイム明け、攻撃を畳みかけ、同点、逆転を狙いたい帝京長岡が波状攻撃を仕掛けるが、同41分、最終ラインを抜け出され、最後は途中投入の鳥栖FW谷大地(2年)にダメ押しされた。試合はこのまま終了。鳥栖が帝京長岡を3-1で下し、6連勝を飾った。

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