さらに浦和南はDF3稲垣嶺(3年)のロングスローでも相手に脅威を与えたかと思えば、立教新座の守備陣形に応じてショートのスローインでもクイックリスタート。セットプレーは実に多彩で、CKでもゴールに迫った。

 球際の攻防が激しく繰り広げた一戦で、鍵を握ったのはセカンドボールだ。前半31分に浦和南は、ペナルティエリア手前でこぼれ球を拾ったMF9新井雄大(3年)が左足でシュートを放った。

 すると前半アディショナルタイム、浦和南が先制に成功する。ペナルティエリア手前右側からのFKをDF5森田開成(3年)がヘッドで合わせ、一度は弾かれたものの、こぼれ球をMF新井が右足で詰めてネットを揺らした。

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▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
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