
浦和南 イレブン(写真=河野正)
ところが風下の後半は一転、劣勢に立たされた。浦和南は4分、MF坂斉佑太(3年)の蹴った左CKをMF八木航汰(3年)がヘッドで合わせた。前半36分に投入された八木は、東京成徳大深谷との新人大会準々決勝でも、後半途中から出場すると右クロスから決勝ヘッドを決めている。八木は25分にMF大塚逸平(3年)の斜めのパスから決定打を放ったが、DFに弾かれ2点目とはいかなかった。
浦和南のCB稲垣嶺(3年)は、高校生では最高レベルのロングスローの担い手だ。しかも山なりではなく、鋭い弾道。これを有効活用し、右から左から遠投を繰り返した。特に29分に右から、31分には左から投じて何度もビッグチャンスをつくったが、相手GKの好守などでゴールを割れなかった。
▽令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選
令和7年関東高校サッカー大会埼玉予選

