桐蔭学園 vs RB大宮アルディージャU18 (写真=松尾祐希)

 「ここまで勝ちがなかったのは不思議なくらいいい試合をしていた」と敵将の丹野友輔監督が明かしたように、決してチーム状態が悪いわけではなかった。昨季同様に4-4-2で布陣を組み、堅守速攻で相手を飲み込んでいくスタイルは健在。攻守が噛み合えば、十分に勝利を挙げる力はあった。そうした中で序盤は相手に押し込まれる時間帯が続いたものの、粘り強い守備で応戦。30分過ぎからは縦に速い仕掛けで相手ゴールに迫るシーンが増え、30分にはエースストライカーのFW瀬尾凌太(3年)が左クロスから惜しいシュートを放つ。34分には松居聖那(3年)が左サイドからカットインし、右足でゴールを狙う。流れを引き戻し、前半を終えた。

▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 関東1部
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