後半に入り、一矢報いたい日大豊山はDFラインの背後、両サイドのスペースを起点に攻撃を仕掛けた。飲水タイムまでの約20分間はほぼ日大豊山のペースとなった。2-0のスコアはスリリングな展開だが、東海大高輪台は落ち着いた試合運びで、日大豊山をゼロで抑えた。その要因をDF4安田は「最終ラインはセンターバックの僕とDF3椎橋(拓己・3年)、両サイドバックのDF15成沢、DF2宮崎（雄大・3年）、この4人がお互いを信頼しきっている、その点が強みです。たとえボールが来ても1回ではじき返せる自信がありますし、カバーやマークの連係はうまくできました」と安定した連係が肝となった。

【次のページ】 2回戦　東海大高輪台 vs 日大豊山（4）