日大鶴ヶ丘 vs 実践学園

 さらに効いたのが後半開始1分のゴール。前半終了間際、日大鶴ヶ丘ベンチからは 「前半1失点でOK」という趣旨の声があった。つまり後半、十分挽回できるという声掛けだったろう。しかし、開始早々、実践学園の立て続けの得点は日大鶴ヶ丘には出鼻を挫かれた痛い失点。それが実践学園の後半の5得点につながったといえる。後半5得点の呼び水となる2点目をあげたFW本間は「開始5分、前からしっかり行こうというチームの決まり事があります。そのことを意識しました」とまさに実践通りの得点となった。

 大勝した実践学園は26日、修徳とベスト4進出をかけて戦う。

(文・写真=佐藤亮太)

▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
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