しかし、当の本人は今回の出来には満足していない様子。「いつもの自分のプレーは出せませんでした。ボールロストが多かったり、1対1で(相手GKに)取られてしまったり、シュートを打たないで、最後までドリブルを仕掛けたり…マジ反省です」と吐露。それでもプレーでしっかり存在感を示したのは間違いない。

 前半の緊張状態から後半、攻勢に出た修徳が最後の最後で押しきれた要因はなにか。ボランチのMF3坪田侑己(3年)は「気持ちです。あとはセカンドボールをしっかり回収できたから」と示せば、主将のMF14澤田琉偉(3年)は「前半もそうでしたが狙い通りにいうか前から行こうとしました。シュートやセットプレーの数も多かったのでゼロで抑えれば、1点は取れると思っていました。たとえ延長戦になっても行けるなと感じていました。あと守備陣が全部、跳ね返してくれたことも大きかったです」と守備の堅さがモノを言った。

▽令和7年関東高校サッカー大会東京予選
令和7年関東高校サッカー大会東京予選