作陽学園イレブン

 序盤から作陽学園のペースで試合が進み、前半11分にはMF12西本明翔(3年)が中央とのワンツーでクロスを上げて、CKを獲得。ゴール前に入れたボールはファーに流れ、DF3前田湊斗(3年)が折り返したところを西本が頭で合わせたが、GK1田平悠斗(3年)のセービングに阻まれた。

 前半、効果的だったのはMF7岡慶大(3年)を中心とした左サイドでの崩しだ。「もっと関与するには中に入った方が良いし、相手にとっても嫌なので臨機応変にプレーしていました」と振り返る願念も基本ポジションである右サイドに捉われず、フォローに入り、チャンスを作っていく。

 15分には自陣からボールを運んだ前田が縦とのワンツーからクロスを上げて、CKを獲得。DF4有森健太(3年)の折り返しをMF17渡邉大樹(2年)を合わせにいったが、ファールを取られ、得点とはならない。

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