対する宮崎日大も8位から浮上するために白星は必須。「僕たちは繋ぐサッカーをしているのですが、点を取るためには前に行くしかないので、どんどん前を狙っていました。前の選手はみんな相手が食い付いてきたら背後を狙おうと意識していました」。そう口にするのは関本で、MF16戸村陽(2年)のダブルボランチを中心にボールを動かしながら、空いたスペースへ積極的にクサビを入れていく。
7分には中盤でのパスカットから中央を繋いで、戸村がゴール前にスルーパスを入れたが、前線と合わない。21分には自陣左でボールを持った四本が右前方にロングフィードを展開。受けたMF8吉田春輝(2年)がカットインからスルーパスを入れると、ゴール前に走り込んだ関本が合わせたが、九国大付のDFに当たってCKとなった。
押し込まれる展開を強いられた九国大付は、相手を裏返すロングボールを展開してもセカンドボールを拾えず、攻撃が単発になっていたためチャンスの数はごくわずか。前半の決定機は18分にDF2林田倫多郎(3年)の左クロスから放ったMF10植田陸斗(3年)のシュートのみだった。
▽高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ2025 九州2部
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