CKからアシストした市立浦和5中沢壮佑

 続く後半3分、市立浦和のCK。キッカーMF中沢壮佑のボールに最後はDF中尾蒼一朗が頭で押し込み、引き離した。追加点の中尾は「セットプレーでの得点は久しぶり。もう触るだけでした」と精度の高い中沢のキックを称えた。

 そのアシストの中沢。前半は4-2-3-1の左サイドバックで後半は4-1-4-1の左MFでプレー。後半は一つポジションがあがり、よりゴールに近くなったためか、内側に入り攻撃のアクセントをつけるなど、技術の高さと視野の広さを感じさせるプレーが印象的だった。中沢は「個人的には前からプレスをかけることができ、ボールを奪うことができ、シュートまでいくシーンはありました。一方、守備で相手に抜かれるシーンがあったのが課題でした」と手ごたえと反省を語った。

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▽第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル