
聖和学園MF30小杉唯斗
聖和学園が戦うプリンスリーグ東北にはベガルタ仙台、モンテディオ山形、ブラウブリッツ秋田のJユースのほか、この大会に参加する専大北上や青森山田セカンドといったチームがある。聖和学園のある宮城・仙台は太平洋側とあって雪の影響は少ないそうが、山形、秋田、盛岡など、ことしは特に雪が多いということ。練習試合を組むのも難しいと想像できることから、この大会はいわば腕試しともいえる。
聖和学園はRB大宮U18戦後、時間を置かず市立浦和とBチーム同士での練習試合(25分×2)を実施。さらに帝京大可児戦と立て続けに3連戦。帯同メンバー25人のメンバーを入れ替えながら150分間のゲームを全うした。試合後、クールダウンを終えた選手から「きつかった…」という声も聞こえた。
一方のRB大宮U18。メンバーは1、2年中心。3年生中心の聖和学園に比べ体格や練度に差があったのは仕方がないといえる。試合後、取材に応じた金澤慎コーチは「強度が高く、技術のある相手に対してどれくらいプレーできるかをテーマにして臨みました。選手は手ごたえを感じた部分と、今後やらなければならない部分、それぞれ感じ取れたと思います」と総括した。
今季、プリンスリーグ関東1部で戦うRB大宮UU18。1年でのプレミアリーグ復帰へ捲土重来のシーズンとなる。
(文・写真=佐藤亮太)
▽第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル