後半に入って最初のチャンスは日本文理。35分、左サイドの深い位置からマイナスの折り返しをFW9古俣空飛(3年)がインサイドでシュートを打つもDFに阻まれゴールには至らず。しかし、このチャンスを機に日本文理がPA内侵入の局面を増やし、相手ゴールに襲いかかる。日本文理にゴールのにおいが漂い始めるとついに均衡が破れる。試合終了間際の50分、日本文理はショートカウンターからFW9古俣がPA内からの一撃をニアハイに突き刺し、熱戦に終止符を打った。

(文・写真=田原豊)

▽第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル
第44回浦和カップ高校サッカーフェスティバル