一方の都立豊多摩は自陣で耐える時間が長くなったものの、相手がショートパスでビルドアップすれば、すぐさまハイプレスに切り替え。前半18分に敵のミスを誘発した守備は、象徴的なシーンだった。
対する東京はプレッシャーを受けてもパスをつなぎ、次第に相手をいなせるようになると、ポゼッション率を高めていく。チームを下支えしたのはGK1福田貫太(3年)で、高い位置を取って攻撃の組み立てに積極参加する姿勢は好印象だった。
すると前半32分に東京はFKを獲得。ゴール前に供給したボールを一度は弾かれたが、こぼれ球を拾ったMF7東海林稜平(3年)が惜しいシュートを放った。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

