さらに31分には左サイドの突破からMF14脇村卓(3年)がクロス。これをMF7 加藤龍生(3年)が頭で合わせて追加点を挙げた。

 得点シーンについてMF加藤は「練習からやっているのであとは頭で入れるだけでした」と言えば、アシストのMF脇村は「昨年からの課題は左足のクロス。自主練でクロスのトレーニングをしていた成果が出ました」とあうんの呼吸で生まれた2点目となった。

 後半も東京実業のペースに。後半4分、再びPKのチャンスを得たがこれは失敗。3点目が決められず、やや消化不良でゲームが終わった。

 後半について「チーム全体も自分も走れなくなりました。もっとボールを回せました」とMF脇村が話せば、MF加藤も「前半は走れていて、自分たちの展開でしたが、後半、交代メンバーが入って、もっとやれると思いましたが、全然走れなくなって、もう少し自分たちのペースでやりたかった」と反省を口にした。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選