終盤の2得点で勝った日大豊山だが、その実は薄氷の勝利と言える。

 特に後半、日体大荏原の攻勢にさらされた。後半7分、MF10里一毅にペナルティエリア内で進入を許し、あわやPKの判定という微妙なシーンも。続く、9分にもFW9赤松翼に決定機を作られた。日大豊山が攻めに転じても、執拗なプレスからボールを奪われカウンター。必死に自陣に戻り、ことなきを得た。

 攻めに攻められ、攻めてもまた攻められる。さながら無間地獄。

 そのなか日大豊山の守備陣は耐え抜いた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選