延長戦は互いに決め手はなく、PK戦へ。双方5人が終わり、ふたりずつ外し、6人目ともに成功。7人目、先攻の実戦学園が成功すると、後攻の成立学園が失敗し試合終了となった。
互いの良さを出し合った五分と五分の戦い。
先発でフル出場を果たしPKでも成功したMF大知里は「絶対勝つという気持ちで声を出していました。練習からPKもやっていたので、蹴るなら、俺が決めると思っていました」と言葉通りの活躍。そのMF大知里、チームではムードメイカー。PKの直前、イレブンの表情が硬いと感じたMF大知里は円陣の際、一発ギャグで盛り上げたそうだ。
そして殊勲の守護神GK米谷。その脳裏をよぎったのは後半ラストプレーでの失点だ。思わず、膝から崩れるほど、そのショックはすさまじかった。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)東京予選

