9月10日、東京ガス武蔵野苑多目的グラウンドにてFC東京U-18(B)対足立学園高等学校の試合が行われた。
 この日は夕方から豪雨にみまわれ試合の開催自体も心配されたが、試合直前には小雨に変わり無事に時間通りホイッスル。雨の影響をもろに受けたスリッピーなグランドでの試合となった。

 試合序盤、普段よりボールが走るためか、パスやドリブルが上手くいかない。いつもどおりのプレーが出来ないように見受けられる。そんな中、先に仕掛けたのは足立学園。試合直後から前線からのプレッシャーでボール拾い続け、開始5分には奪ったボールを前線に運びクロスを上げるがFWには合わず。
 その後も高い位置で統率されたDFラインで相手に何度もオフサイドを得る等、前への姿勢を強く見せる。

 FC東京U-18(B)も11分、サイドを使ったワイドな展開からクロス。その後もサイドを広く使った攻撃でゴールに迫る。

 そんな中、最初のチャンスは足立学園。18分、左CKから15番のヘディング。枠をとらえていたが、FC東京U-18(B)の体を張ったディフェンスでゴールならず。

 その後は主導権を奪いあう攻防が続く。
 セカンドボールに対する反応が早い足立学園が仕掛ける。27分、18番がゴール前ドリブルで持ち込み相手をかわしてシュート。これはFC東京U-18(B)キーパーのファインセーブ。

 さらに31分、9番が左サイドを突破してPAに侵入。これをFC東京U-18(B)のDFが倒してしまいPKを獲得。キッカーは自らPKを得た9番。足立学園は絶好の先制チャンス。しかし左に狙ったキックはGKがまたしてもファインセーブ。

 これで流れを引き戻したFC東京U-18(B)。36分に吉村寿輝がワンツーから抜け出しシュート。これが先制点に。さらにその直後の37分。今度は松岡瑠夢が相手を引き離す2点目をゲット。そのままFC東京U-18(B)が2対0とリードしたまま前半終了。

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