後半に入ると少しペースは落ちボールを繋ぐ展開も。
 9分、東海大菅生の右CKでキッカー神田からDF3番が合わせるもGKに防がれる。
 20分にも遠目からのFKでMF6番が繋ぎ神田がフリーでヘディングするがGKのファインセーブ。

 暁星高等学校も28分右CKからFW20番が蹴ったボールをファーで後半から出場した3番が合わせる。これをゴールラインぎりぎりで東海大菅生DFがボールを掻き出すとゴール前で混戦になり、最後はこちらも途中出場の9番が狙うがゴールバーを越えてしまう。

 今度はまたも東海大菅生の攻勢。32分に東海大菅生は右サイドから左サイドに早く展開。ボールを受けた8番がDFに寄せられながらもシュートするがヒットせず。
 38分にはGKがキャッチしたボールしボールを蹴ろうと離したすきに20番がカットしゴールに蹴り込むが、この一連のプレーを主審が確認できずにノーゴールの判定に。
 さらに41分に20番が競ったボールに10番が素早く抜け出しGKと1対1になるがGKに防がれてしまう。

 残り時間少ない中で暁星高等学校は42分にボールを受けた8番がスピードに乗って相手陣内へ。そのままシュートを放つが惜しくもバーに阻まれる。
 47分にカウンターで14番がチャンスを迎えるがものにできず同点のまま試合終了。

 選手権も迫っているということもあり早めの交代やメンバー構成、戦術など難しいことが重なった今節は両者譲らず。10月4日の再戦で決着を迎える。

(取材・文=佐々木竜太)