5月3日、T3リーグAブロック、暁星高等学校実践学園(B)の対戦が行われた。ここまで高い得点力と堅い守備を武器に2連勝で首位。このまま着実に足元を固めていきたい暁星高等学校。対する実践学園は1勝1敗で3位。前節が少々嫌な負け方だっただけに、ここで払拭したいところだ。

 試合は暁星高等学校ペース。豊富な運動量で前からしっかりプレスをかけてボールを奪い、試合を優位に進めていく。
 そうして両サイドから攻撃を繰り出す暁星高等学校に対し、実践学園(B)の選手たちが置いて行かれてしまう場面も出るが、肝心のペナルティエリア内では好きにさせない。その実践学園(B)もゴール前、フリーのチャンスも作るものの、シュートを打ちきれず。前半を0対0で折り返す。

 後半序盤、暁星高等学校は足元への速いパスが増え、ボールがつながってくる。
 その中で50分過ぎ、右からのコーナーキックのチャンスを得る。ゴール前に良いボールが上がり、暁星高等学校はヘディングでゴールを狙うがギリギリでキーパーが触れ、ボールは無情にもゴールバーへ。決定的なチャンスをものに出来ない。その後も攻め入る暁星高等学校に対し実践学園(B)ディフェンス陣がギリギリで足を伸ばして防ぐなど、必死の守りを見せる。

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