4月9日、T1リーグ第6節横河武蔵野FCユース國學院久我山の一戦が駒沢第二競技場で行われた。

 横河武蔵野FCユースはここまで5試合を行い5連勝。開幕から勝利を積み重ねるチームの勢いはどこまで続くのか。対する國學院久我山は消化試合の関係で中位に沈むも3試合を行い2勝1分けと安定した戦いを継続している。ここまで負けなしできた両雄の一戦は注目を集めた。

 最初のチャンスは横河武蔵野FCユース。前半3分、左サイドでパスを受けた7番太田翔がドリブルで中に切り込みそのままシュートを放つが惜しくも枠の外。さらに18分、横河武蔵野FCユース9番がPA付近でDF2人を抜きビックチャンスを迎えるが國學院久我山GKにブロックされると、28分にはゴール前で9番が胸で落としたボールを太田がシュートを放つがこれも國學院久我山DFの体を投げ出したブロックに阻まれる。

 立て続けの攻撃で徐々に横河武蔵野FCユースの時間になりかけた前半も終盤戦。ここで均衡を破ったのは國學院久我山であった。37分、CKを獲得するとゴール前中央で競ったところ、こぼれたボールに反応したのは8番・内桶峻。ここまで攻守に貢献していた内桶峻が蹴り込み國學院久我山が先制、リードを得て前半を終える。

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