大雨だけにバックパスを禁止し、前からアグレッシブに攻めるのが約束事だった。
ボランチながら2ゴールの坂和は、この鉄則を実行して積極的に前へ前へと顔を出した。「大宮東はこういう天候が苦手でないんです。自分はボールが転がって来るのを信じて縦に走ります。今日もその通りになって良かった。県大会は選手と応援団が一体となって勝ち進みたい」と意気込みを語った。
坂和とボランチを組む主将の石塚健太(3年)は「立ち上がりの10分に警戒し、しっかり相手ボールをはね返しました。県大会も全員で団結し、青い稲妻を復活させたい」と力こぶを入れた。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選