浦和北 vs 川口青陵

　試合は双方、カウンターの応酬となるなか、浦和北が立ち上がりから旺盛に仕掛け続けた。

　浦和北の谷内謙介監督は「足元の上手な川口青陵さんに対して、うちがもう少し守備の時間が長くなると予想していましたが、比較的、セカンドボールは拾えました。こちらはそれほど（足元が）上手じゃないので、ビルドアップの際、ノッキングを起こしがちですが、粘り強く最後までゴールを目指せました」と明かせば、主将のMF8佐藤玲都は「どっちに傾いてもおかしくない試合で力負けしなかったことがよかったです。DFラインがよく対応してくれて、中盤（ボランチの）僕と増山くん(MF10増山大晴)とでロングボールの競り合い、セカンドボールを拾えました」と川口青陵の機先を制す守備がうまくいった。

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