朝霞西 vs 東農大三

 前後半を終えて0-0で延長に入ったその前半8分、朝霞西は左から独力で守備ラインを突破した岩渕が決定的なシュートを放ったが、DFにブロックされ最大のチャンスをものにできなかった。東農大三も後半7分、途中出場のFW鈴木陽翔(3年)が左から持ち込んで威力のあるシュートを打ったが、GKに弾かれて絶好機を逸した。

 100分でも決着がつかずPK戦へ突入。後蹴りの東農大三は3-3の状況から最終5人目の鈴木が確実に沈め、2回戦進出を果たした。

 東農大三の掛川勇二監督は「もっとボールを動かしドリブルも使えるのですが、このピッチではやりたいサッカーもできませんでした。PK戦は運が良かった」と安どの表情を浮かべた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)埼玉予選
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