
光陵 vs 旭
試合は圧巻の80分間だった。開始4分に、ロングスローからMF8八木琢磨がファーストシュートを放ち、試合のイニシアチブを取るかと思われた光陵だったが、12分、中盤からのスルーパスにDF8原田大我の抜け出しから決定機を作ると、ここから旭が一気に流れを引き込む。12分には右サイドからアタッキングサードに侵入を図ったその原田が、ゴール前に入れたクロスをDF2若山拓実が冷静に流し込み先制。「右にボールがあってクロスが入ってくるかなと思った。前にいたキャプテン(FW10中村健真)がボールを触ると思ったけど、流れてくるのを信じてゴール前に飛び込んだら、その通りにボールが流れてきた」と笑顔で振り返った。
その後、さらにショートコーナーの流れから追加点を奪った旭。相手の反撃に対しては「すごくデカい9番の子をターゲットにしてきたので、そこのカバーとチャレンジをディフェンス2枚で話し合って最終ラインを整えた」(DF5元小出大耀)ことで前半を無失点で折り返す。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)神奈川予選

