ポジションの表記はFWながら、実際にはアンカーを務めるキャプテンのFW4島谷義進(3年)が「前半の15分間で1点を取ろうと話していました。大事なゲームというのはわかっていましたし、いつも以上に気持ちが入っていました」と証言するとおり、してやったりの先制点だ。
出足の鋭さ、球際の激しさ、ゴールに向かう迫力。その後も三拍子そろったサッカーを繰り広げる流経大柏が、36分に追加点を奪う。DF2乙川宙(3年)からのロビングボールに走り込んだFW18金子琉久(3年)が、バウンド処理に戸惑った相手GKと入れ代わりながらシュートを決めた。
前半のうちに2点のビハインドを背負うことになった日体大柏だが、後半6分に1点を返す。ゴールスコアラーはFW9小泉ハーディ(3年)だ。ケガ明けのために後半からの投入だったが、チームに勇気を与える一発を早速、決めてみせた。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)千葉予選