【フォトギャラリー】東福岡 vs 飯塚

 まさに決勝戦にふさわしい激しい試合になった。

 まず試合の流れを掴んだのは東福岡。今大会ではここまで3試合を戦って13得点無失点という圧倒的な攻撃力を武器に、グイグイと飯塚陣内へと攻め込んでいく。布陣は伝統の4-3-3。攻撃の起点となるのはトップ下に位置する齊藤琉稀空(3年)。左から北橋佑理(3年)、右からは吉川豹生(3年)がアグレッシブに仕掛け、中央では山口倫生(3年)が虎視眈々とゴールを狙う。前半に放ったシュートは6本。ほとんどの時間を飯塚陣内で過ごした。

 一方の飯塚は、ここまで3試合を戦って7得点1失点。準々決勝の九州国際大学付属高等学校、準決勝の東海大学付属福岡高校との戦いをいずれも1点差で勝利するなど粘り強い守備が持ち味。高い位置からの激しいプレスをベースに、豊富な運動量、攻守の切り替えの早さ、そして球際の強度の高さが持ち味。東福岡に攻め込まれる展開も、自分たちの強みを生かしてゴールを許さない。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)福岡予選