佐野日大 vs 日章学園

 そうした劣勢を跳ね返すべく、日章学園は20分過ぎのクーリングブレイクを使って戦い方を修正。システムを4-4-2から4-3-3に変えて、中盤の枚数を相手に揃えて対応を試みた。これで少し流れが変わり、リズムを掴んだかに思えたが、日章学園は前半終了間際に退場者を出してしまう。35+2分にMF松田恭成(3年)が2枚目のイエローカードでピッチを去った。これにより再び布陣変更を余儀なくされ、日章学園は4-4-1に変更。再び中盤で時間が作れなくなりスコアレスで折り返したものの、劣勢の状態でハーフタイムを迎えた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)