藤井学園寒川 vs 瀬戸内

 後半に入ると、互いに中盤での攻防が激しさを増し、試合は一進一退の展開に。40分には瀬戸内が左サイドからDF2岡村蓮汰(3年)がシュートを放つも、藤井学園寒川の守備陣が対応。瀬戸内は前半に6本のシュートを浴びるも、後半は被シュートをゼロに抑え、スコアレスのまま前後半を終え、運命のPK戦に突入した。

 PK戦では、藤井学園寒川のキッカー全員がゴールを沈めると、GK1合田光栄(3年)が瀬戸内の4人目のキックを見事にセーブ。さらに瀬戸内の5人目のキックはクロスバーを越えて、藤井学園寒川がPK戦を4-2で制し全国初勝利&2回戦進出を決めた。勝った藤井学園寒川は、次戦で開催地・福島の王者・尚志と対戦する。

(文・写真=古部亮)

▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)
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