初出場組の藤井学園寒川、瀬戸内をPK戦の末に下し初戦突破

初勝利を挙げた藤井学園寒川イレブン
7月26日、令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)が福島県内で開幕。Jヴィレッジスタジアムで行われた1回戦では、インターハイ初出場となる藤井学園寒川と、2大会連続10回目の出場となる瀬戸内が対戦した。
試合は互いに譲らぬ展開となり、70分間では決着がつかず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。PK戦は藤井学園寒川が4-2で制し、インターハイ初勝利を挙げた。
立ち上がりから積極的にゴールへ迫ったのは藤井学園寒川。9分、FW9渋谷丈慈(3年)が左足でミドルシュートを放ち、ゴールに迫ると、15分にはMF4下川晴路(3年)がこぼれ球に反応しミドルを狙う。19分にはロングスローからチャンスを演出し、DF10大鋸蒼太朗(3年)が果敢にシュートを放つなど、立て続けに好機を迎えた。前半終了間際にはFW11奥和真(3年)が背後に抜け出し、GKとの1対1に持ち込むも決め切れず。対する瀬戸内も、FW10片岡優(3年)やFW9山口朔空(3年)がゴールを狙ったが、得点には結びつかず、スコアレスで前半を折り返した。
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)

