日章学園が2連覇を達成 鵬翔との伝統校対決を制し全国へ
日章学園集合写真
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選決勝戦は、日章学園(以下、日章)と鵬翔という伝統校同士の対戦となった。日章は直近の10年(令和2年度は新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止)で優勝7回と、ほぼ宮崎県内1強時代を謳歌している。一方の鵬翔、高校サッカー選手権では全国制覇(91回大会)も成し遂げた古豪である。しかし、近年は宮崎日大や日南学園の後塵を排し、総体での優勝は平成27年度から10年遠ざかっている。両校が決勝戦で対戦するのも、平成29年度以来だ。
決勝戦は前日の雨天から一転、梅雨の合間の快晴となった、宮崎県総合運動公園ひなた陸上競技場で行われた。開始早々、日章はロングボールを鵬翔ゴール前に放り込むが、ゴールには至らない。鵬翔も波状攻撃を仕掛け、CKのチャンスを得る。その流れから、再びの波状攻撃を繰り出すが、最後は日章GK西森和浩がキャッチした。12分、日章はクロスに吉崎太珠が頭で合わせゴールしたように見えたが、ファウルの判定でゴールは取り消された。20分、日章はCKからゴール前での競り合いに持ち込むも、ボールは枠をとらえられない。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選