日章は後方からのビルドアップから、左WG脇元亮汰を起点にしたクロスや、前線で張る大平陽稀をターゲットにロングフィードを送るなど、多彩な攻撃を見せる。一方の鵬翔は、ボールを奪ってカウンターを仕掛けるが、なかなか前線に入れることができずにいた。

 この日は夏日ということもあり、前半、後半1回ずつの飲水タイムが取られた。前半の飲水タイムから再開後、日章の脇元が左サイドからペナルティエリアに入るが、ゴールには至らず。さらに日章のFW大平がシュートを打つも、ボールはクロスバーを越えた。32分には日章の脇元がサイドの深いところから鋭いクロスを上げるが、待っていた矢野瑛大には収まらず。結局、得点は動かないまま、ハーフタイムに入る。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)宮崎予選