エース・辻丸晴統が2発

 試合後「前半をしのいだのが大きかった」と羽根田監督が振り返ったとおり、後半から中盤の配置を変えて、反撃モードに入る鎮西。すると57分、エースの辻丸晴統が左サイドから完璧なコースのミドルを決めて、鎮西が先制に成功。オープンな展開が増えスペースも生まれる後半の先制で勢いを増した鎮西は、前線のタレントを生かしてその後も攻撃を展開。

 国見もタイトな寄せから同点を狙うが、鎮西は71分に左サイドの森山一颯の仕掛けから獲得したPKを、辻丸が落ち着いて決めて2-0。そのまま前大会覇者の国見を破り、明日の決勝戦進出を決めた。

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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)長崎予選