「攻めきる覚悟が、過去を超えた」 山梨学院、日大明誠に無失点のリベンジ劇で4連覇達成
山梨学院集合写真
6月14日、鉛色の空の下、山梨県の頂点を懸けた80分が始まった。舞台はJITリサイクルインクスタジアム。山梨学院と日大明誠による令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選決勝は、2月の新人戦決勝と同カードとなった。前回大戦時は、日大明誠に屈した山梨学院だったが、この日は明確な「意志」を持ってピッチに立ち、2-0の完封勝利でリベンジを達成し大会4連覇を果たした。
先に試合を動かしたのは山梨学院。19分、右サイドからのショートコーナーが生んだ混戦を、MF6山田琉翔が左足で冷静に流し込む。復帰明けの一戦。「ちょっと固くなっていた」と語ったが、ボールがこぼれる場所を読む“嗅覚”は研ぎ澄まされていた。
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▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)山梨予選