
先制ゴールを決めた八戸西FW9山口旺恩(写真=会田健司)
試合開始からボールを支配した青森山田だったが、八戸西もリスクを避けたシンプルなプレーで対抗。守備時もDFラインを上げてくる八戸西に対し、青森山田の裏を狙ったボールはワンバウンド目が伸びてしまいラインを割ってしまうこともしばしば。
すると決定機を作り切れない青森山田を尻目に八戸西が試合を動かす。21分、DFラインの裏を狙ったフィードがこぼれると、これを拾ったFW9山口旺恩(2年)がすぐさまループシュート。このシュートが浮き球に反応し前に出てきていたGK1松田駿(3年)の頭上を越えゴールに収まった。
ワンチャンスを決め切り会場をざわつかせた八戸西だったが、相手は絶対王者。25分、MF15藤原栄之郎(3年)のパスで中央右を抜け出したFW13井上愼太(3年)が右足でゴール左隅に流し込みすぐさま同点に。さらに直後には右SHのMF16杉山大起(3年)を下げMF8麓莱凛(3年)を投入。一気に勝ち越しを狙う。
▽令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選
令和7年度全国高校サッカーインターハイ(総体)青森予選