MF8寺戸陽哉(横浜修悠館横須賀)

 後半、その均衡を破ったのは横浜修悠館横須賀。42分、右サイドから上がったクロスに、再び寺戸が走り込み、左隅に流し込むようにフィニッシュ。

「前回の試合では全然チームに貢献できなかった」と振り返る寺戸は、この日、己と向き合い続けた成果をピッチ上で証明した。

「ホームのグラウンドがガタガタなんで、イレギュラーなバウンドには慣れてる。だから落ち着いて流し込めた」と笑顔で胸を張った。

【次のページ】 2回戦 藤嶺藤沢 vs 横浜修悠館(3)

▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選