FW9宇田は「フェイントで相手の重心をずらし、遊び心を持ちながら、持ち味のスピードを活かしました」と上背で勝る市立南に対し、速さで挑み、左サイドから攻撃を組み立て、相手DFを何度も慌てさせた。そのFW9宇田、後半30分でベンチに下がったが、コンディション調整明けながら得意の快足を飛ばし、チームをけん引した。

　この試合で勝利とともにポジティブだったのは主将を務めるDF4栁田空太郎(3年)の復帰だ。

「チームの精神的支柱」と鈴木監督から評されたDF4栁田はケガで戦線を離れていたが、この一戦に照準をあわせ、満を持しての先発出場となった。

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