
星槎国際湘南 vs 麻布大附
24分にはキャプテンのMF7富永凌が自ら仕掛けて追加点を決める。角度のない位置からでも打ち切ろうという気持ちの籠った一撃だった。「角度がないのはわかってたんですけど、自分で決めようって気持ちで打ちました」と、その強気な姿勢を語る。さらに29分、MF15小島悠良の個人技からゴールを奪い、前半で3-0と大きくリード。麻布大附のGK1柏原雄弥が「守備が軽すぎる」と仲間を叱咤する声が響く場面もあった。
それでも後半に入ると、流れは麻布大附へ。48分に中央突破からFW9多田陽翔に 1点を返されると、会場の空気が変わった。星槎国際湘南の守備陣は必死に体を張るが、64分にはカウンターから再び失点し、点差は1点差に。キャプテンの富永も「後半は気の緩みが出て、そこから難しいゲームになったのが悔しい」と率直に認める。
▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選

