桐光学園、横浜創英に1-0の完封勝利 昨年の雪辱を果たし4年ぶりの決勝へ
桐光学園イレブン
11月2日、UvanceとどろきスタジアムbyFujitsuで行われた第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選2次予選準決勝。インターハイこそ県3連覇中だが、選手権は2021年度の全国大会出場を最後に、以降は3年連続で県予選準決勝で苦汁をなめている桐光学園と、昨年度の決勝で東海大相模に敗れ「今年こそは」と初出場を狙う横浜創英が激突した。奇しくも昨年と同じ準決勝(昨年は横浜創英が2-0で勝利)での対決。桐光学園にとってリベンジマッチとなった一戦は、57分に生まれた唯一のゴールを守り抜いた桐光学園が1-0で勝利し、決勝への切符を手にした。
序盤から桐光学園は素早い縦への攻撃と持ち前のハイプレスで積極的に前に出る。対する横浜創英はしっかりと守備で桐光学園のボールを刈り取ると最終ラインから丁寧に繋いで組み立てる。18分、桐光学園は中央でMF6米川洋輝のパスカットからFW9西城大翔へスルーパス。ペナルティーエリアの左に流れながらのシュートはキーパーがセーブ。20分にもペナルティーエリア手前のプレスからこぼれ球をMF8松岡泰友がシュートするが、再びキーパーが好セーブ。桐光学園の松岡は「序盤のボールタッチの回数だったり、チャンスに繋がるプレーはできた」と振り返るが、決定機を決め切れない時間が続く。26分には中央からのDF2武山陽介のFKをペナルティーエリア左でDF3田中智也が頭で折り返し、松岡がヘディングで叩くもキーパー正面。37分には横浜創英のFW11島崎廉が左サイドをドリブルで侵入してシュートを放つが枠の右上へ。桐光学園がやや優位に試合を進めながらも、横浜創英の堅守に阻まれ、前半はスコアレスで折り返した。
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▽第104回全国高校サッカー選手権神奈川予選
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