船橋二和イレブン

 船橋二和の渋谷亮介監督は「立ち上がりからどれだけボールを握られるかをポイントに置きながら選手は戦ってくれました。まず1点取れたことが大きかったです。先制してから我々のサッカーが体現できました。後半は暑さがあり、苦しいなかでも選手たちはよく走り、粘り強く戦ってくれました」と総括すれば、主将DF3瀬川陽翔(3年)は「ここ1週間、やるべきことをやってきました。そのことが勝利につながりました」とまさに準備の賜物。

 また「楽しめました」と笑顔を見せたMF8大川は「いままでやってきたことがでましたし、気持ちに余裕をもって戦えました。相手の長いパスが多く、苦しい時間帯があり、しんどかったですが、なんとか勝てました」とひと安心の様子。序盤はロングボールの応酬となったが、得点後は後ろからボールをつなぐサッカーを貫いた。これが2点目、3点目につながったと言える。

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▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選