
薬園台 vs 東葛飾(写真=志水麗鑑)
後半に入っても東葛飾は攻撃の手を緩めない。同8分には長短のパスを織り交ぜたビルドアップから、FW吉田がクロスをゴール前で合わせた。
さらに東葛飾は後半15分、ペナルティエリア手前でMF7市川瑛斗(2年)が右足を振り抜く。ショートバウンドのボールを正確に捉えたハーフボレーで、ネットを揺らした。
リードを4点に広げた東葛飾は、積極的に交代カードを切る。選手を入れ替えてもゲームの主導権を握り続けたのは、特筆に値した。
途中出場のなかでも特に眩い輝きを放ったのが1年生のMF山本新時。切れ味鋭いドリブルで相手の守備陣を攪乱し、後半37分には惜しいシュートも打った。
高い攻撃力を披露した東葛飾が、薬園台に4-0で勝利。決勝トーナメント進出を決めた。
(文・写真=志水麗鑑)
▽第104回全国高校サッカー選手権千葉予選
第104回全国高校サッカー選手権千葉予選

