Jクラブへの練習参加や怪我によって、インターハイ決勝でスタメンだった選手を5人欠く中でもクォリティーは落ちない。「インターハイからも継続してやってきた」(中野)攻守両面で前からの姿勢を示すスタイルで序盤から昌平を押し込むと前半4分には上手くゴール前を抜け出したMF16花城瑛汰(2年)が先制点をマーク。直後にもMF22東若泰雅(3年)のパスから放ったFW13日髙元(3年)のシュートが左ポストを叩くなど見せ場を作り続けたが、2点目が生まれない。
「もっと点数を決めることができたのですが、決めきれなかった結果、後半の流れは相手になってしまった」と中野が振り返る通り、次第に流れが昌平に傾くと20分にはMF7長璃喜(3年)にゴールネットを揺らされ、試合は振りだしとなった。それでも神村学園はインターハイから続く勝負強さを継続し、40分には左CKからDF3今村太樹(3年)がヘディングシュートを叩き込み、1点リードで試合を折り返した。
ECLOGA U-18 INナラディーア 2025

