
3点目を決めた鹿島アントラーズユースMF14中川天蒼
追いつきたい仙台はハーフタイムにFW11ピドゥ大樹、MF18阿部琉海と攻撃的な選手を投入。巻き返しに図った。しかし鹿島の勢いは衰えず。後半13分、再びMF10平島のクロスをMF14中川天蒼が頭で押し込み、3点目を挙げた。
飲水タイム後の後半25分過ぎ、仙台の攻勢にあったが、試合を通してDF4大川佑梧、DF3元砂 晏翔仁ウデンバの両CBを中心に仙台の攻撃を封じ、前後半シュートをわずか2本に抑え込む堅守を見せ、完封勝利となった。
勝った鹿島の中野洋司監督は「大会を通じて内容と結果を求めるなか、ハードワーク、切り替えの速さといった良さが出た試合でした。得点を取れた時間帯も良く、後半の入りでもう1点入れば、チームとして楽になるというところでも良かったと思います。試合を通して、集中して、ハードワークしてくれた結果が、(勝利に)つながりました」と総括。今大会6試合で16得点5失点と安定した戦いぶりを見せた結果と言える。
第49回日本クラブユースサッカー選手権(U-18)大会

