東海大福岡も66分、ロングスローからチャンスを作って大山鉄心(3年)のゴールで1点を返したが東福岡は慌てる様子もなく、69分に途中出場の山口倫生(3年)が齊藤からのクロスボールに頭で合わせて5点目。さらに78分にも裏に抜け出した山口がドリブルで持ち込んでゴールネットを揺らして6点目。「東福岡強し」の印象を残して試合を締めくくった。

 決勝戦で相まみえる飯塚とは、過去、同大会の決勝戦で3回戦って1勝2敗。今シーズンは新人大会、そして高校総合体育大会福岡県大会の決勝戦で戦って1勝1敗。今シーズン最後の大会はどちらが制するのか。注目の一戦から目が離せない。

 (文・写真=中倉一志)

▽第104回全国高校サッカー選手権福岡予選
第104回全国高校サッカー選手権福岡予選