2019年の創部から短期間で九文を強化し、その土台となるクラブチーム「Club Atletico CELESTE」を創設して11年目で達成した県制覇について有光監督はそう語った。県内でもサッカー不毛の地と言われ、平戸・波佐見といった一部の学校以外が結果を出すことが少なかった佐世保を拠点に、続けてきた努力が実った実感がその言葉にはこもっていた。
敗れた創成館も準決勝の海星戦の反省を生かして、タイトな守備と素早いボールのつなぎで素晴らしい戦いを見せたが、準々決勝で優勝候補の国見にPK勝ちした後「勝ったこと、成長したことと同時に、自分たちが掲げている圧倒していくサッカーが達成できなかったことにフォーカスした」という九文の取り組みが上回った。
▽第104回全国高校サッカー選手権長崎予選
第104回全国高校サッカー選手権長崎予選

