創成館 vs 前橋育英

 開始から創成館はアグレッシブに前から仕掛けた。だが、前橋育英は竹ノ谷優駕スベティを起点に落ち着いてボールを動かして徐々に創成館を押し込むと、そこからはほぼ敵陣でゲームを展開する。平良晟也、白井誠也が積極的にゴールを狙い創成館ゴールを脅かしていくと、攻め続ける前橋育英は22分に田野央哩波が先制ゴール。

 創成館も陣内厚史、主計虎太郎、山口慶太郎がカウンターでの突破を狙うが、前橋育英の市川劉星、森山璃音を突破できず。創成館のGP(創成館ではGKをGPと表記)阿部巧翔の攻守もあって追加点は許さないものの、前半は前橋育英の独壇場が繰り広げられた。

 後半に入っても白井の突破を起点にチャンスを作る前橋育英は、48分に山西智也が追加点を奪い2-0。だが、2点差とされても果敢に走り、ボールを動かす創成館は、ここから粘りを発揮。再三のピンチをGP阿部のファインセーブで防ぐと、その勢いが全体へ波及するかのように走力とタイトな寄せで盛り返し、徐々にチャンスシーンを増やしていく。

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