後半は京都橘のゴールラッシュとなった。48分に味方のシュートのこぼれ球を永井が押し込み、この日2点目となるゴールを決める。54分にはもう一人のFW宮田奏が左サイドからのクロスを左足ボレーで決めれば、58分にはCKからDF藤本啓輔がヘッドで決めて5-0。63分には中央やや左のエリアでパスを受けた河村頼輝が左足を振り抜いてネットを揺らすと、後半アディショナルタイムの80+2分には宮田もこの日2点目となるゴールを決めて、試合を締めくくった。

 試合は7-0で京都橘が勝利。準決勝が中一日で行われることも見越して、この日は4回戦から大幅に先発メンバーを変更した中、ピッチに立った選手たちがしっかりと結果をつかんだ。前半は攻めあぐねたが、米澤一成監督の「簡単には行かないと思っていたが、安全にプレーしすぎている。もっと勇気を出してトライしていこう」という指示を受けた後半は、相手が攻撃に出ようとしたこともあって大量5点をあげた。

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▽第104回全国高校サッカー選手権京都予選
第104回全国高校サッカー選手権京都予選